enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

花水川の流れのように。

夕刻の花水川(2023年1月3日)

 

3日午後、大磯の長兄の家に挨拶に出かけた。

毎年、帰りには高来神社にお参りするので、いつものように玄関先で…のつもりだった。しかし、義姉が「だめよ! 今日こそ、上がってお茶ぐらい飲んでいって!」と言い、そのまま失礼することを承知してくれなかった。

久しぶりに”家族の話”をして長居した。
(”大人になった家族”の周りでは、明日には北海道に帰る子らが、ウサギのように飛び跳ねているのだった)

高来神社に参詣する頃には夕刻となって、花水川の水面には大山と薔薇色の雲が映っていた。

2023年が平穏であることを願った三が日…この故郷の川の流れのように穏やかであってほしいと改めて思った。