新しい年の最初のひと月が過ぎ去ってゆく。
私の外側の世界では、しっかりと季節のネジが巻かれていて、春へ春へと時を進めている。
今日も街の花屋の店先で、ミモザの花が明るく輝いているのを見かけた。
昨夕見上げた月も、”十三夜月”のふっくらとした姿を見せていた。
どうせ忘れるのは得意なのだし、澱んだ時間溜まりでぼんやり過ごしたひと月のことは忘れてしまおう。
そして、もったいないほどの新しいひと月へと、ともあれ進んでゆこう。
1月29日の”十三夜月”①
1月29日の”十三夜月”②