enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

カタツムリとトンボ(平塚海岸の林で)

 

5月後半、思いがけない場所で、かなりの数のカタツムリの姿を目にした。

子どもの頃は、生垣のどこかに潜んでいたカタツムリだったけれど、最近ではまったく見かけることがなかった。(ちなみに、身近な場所からカタツムリの姿が消えていることに気づいたのは、市博物館が市民に”カタツムリ調査”を呼びかけていることを知ってからのことだった。私の場合、実際に、散歩の折にカタツムリを探し始めてから半年以上、一つも見つけることができなかった。)

なので、ふと歩道脇に小ぶりのカタツムリを、しかもいくつも見つけた時は、『ワッ! こんなところに?』と嬉しくなった。(ただ、角を出したカタツムリらしい姿ではなかったのが残念だった。)

それにしても、私たちの暮らしは、カタツムリが身近だった環境から、なぜこんなにも遠ざかってしまったのだろう? 

 

f:id:vgeruda:20200529230255j:plainオナジマイマイ?(5月25日):
昔なら、つやつやとしたマサキなどの葉陰で見かけたのに、こうした日なたのフェンスなどの上では這いにくかろうに、と思う。

 

f:id:vgeruda:20200529230349j:plainショウジョウトンボ(5月28日):
近くには池など無いけれど…どこからやってきたのか? そういえば、アキアカネも海岸通りの空をピュンピュン群れ飛ぶのだった…。