enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

「セネキオ(senecio)」のような月

 最近、心が苛立って困ることが多くなっている。
 なぜだろう。
 なぜだろう。
 なぜ、こんなに荒んでしまったのか、はっきりわからない。
 そのことがまた不安だ。

 日々、安易に貪っているもの。
 日々、安易に取り込み続ける雑多な、そして不要な情報。
 日々、安易に時間をつぶすなかで、その毒に少しずつ傷つき壊されているかもしれない。

 今、疲れて苛立っているのはなぜだろう…。
 今、傷つき壊されているのは何だろう…。
  
 いつもと変わらない月を眺める。
 いつもと変わらない月?…いや、それは違う…痩せた「セネキオ(senecio)」のような表情をしている。

イメージ 2
教会の上に架かる月

イメージ 1
十三夜でもなく、十五夜でもない今日の月

イメージ 3
今日の夕空