enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

秋は来て 君なき空に 風わたる

 

夏の間に汚れたカーテンを洗い、掛け直した。

扇風機の羽根も拭いて、片づけた。

ほかにも、季節の変わり目は、小さな家事がふえる。

季節の行事には縁のない暮らしでも、家事のなかに季節を感じる。

 

《2022年秋の月:10月8日・10日》

十三夜の月は欠けているのに美しい。いつも不思議に思う。満月のような狂おしい光はないけれど、なぜかゆかしい十三夜。