enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

2018年12月の旅から。

2024年1月5日の樹々(文化公園で)

 

2024年…本当に大変な年明けとなった。

2011年3月11日、博物館近くの交差点で、足元が大きく揺れ動き、空の電線が大きく波打つのを見て、この世界が一変したように感じた。” ゆぁーん ゆょーん ゆやゆよん ”……そんな空中ブランコのような)揺れ方だったと思う。あの時、世界は一変した。

日本海側の揺れが、太平洋岸まで伝わった今回の大地震
2018年末の旅で眼にした能登半島の風景も、今や一変してしまったに違いないのだ。

能登の海と陸① - enonaiehon (hatenadiary.jp)
能登の海と陸② - enonaiehon (hatenadiary.jp)
能登の海と陸③ - enonaiehon (hatenadiary.jp)

 

あの旅で、輪島市の「いろは蔵」に立ち寄り、地元の方から「能登半島沖地震」の経験談を聴いたことを、今、不思議な気持ちで思い出す。
あぁ…あぁ…いったいなぜ?

あれから5年経った。
今回の地震と火災によって、あの「いろは蔵」から眺める対岸の姿は…と思わないではいられない。自分の無力が口惜しい。

 

 

2024年1月1日の能登地震によって焼失した範囲国土地理院推定による)

 

【2018年12月の旅から】
輪島市朝市周辺の案内図

 

朝市通りで

朝市通りで(洋風建築の旧イナチュウ美術館)

 

風呂屋小路で


朝市通りの突き当たりの家並み


河原田川と対岸の家並み(「いろは橋」のたもとの「いろは蔵」から)

 

御仮屋小路で

 

塗師の家が建つ浜通り


姫神社が建つ浜通り

 

言葉では何もできない。思い出し、祈るだけの日々。