enonaiehon

私の第三十四夜をつづります。

まぶしい海。

 

26日、待ち望んでいた明るい光に誘われて海に向かった。

海までの真っすぐな通りを、ゆっくりと陽なたを選んで歩いた。朝晩の冷え込みを忘れてしまって、思わず『春だなぁ…』とうっとりする。

浜に着く。
キラキラ輝く平らかな海の彼方から、白波が次々と押し寄せてくる。

大島はうっすらと大きな島影を浮かべていた。
西の空には真っ白な富士、そしてあっさりと雪化粧した箱根の山々。

子どもの頃から慣れ親しんできた平塚の海だ。いつも私を受け入れ、見送ってくれる。

 

2月26日の海

 

2月26日の大島


2月26日の渚に映る空と雲

 

2月26日の富士